〈中野タワマン・交際相手をハサミで刺す〉死亡したエリート公認会計士(26)に日頃から暴力をふるっていた“接客業“の交際女性(25)…当日は寿司デートの後に口論「今でも彼を愛してる」

AI要約

男性が高級賃貸タワーマンションでハサミで首を刺され、死亡。

事件の動機は交際相手とのトラブルによるもの。

住人の証言や関係者の話から事件の流れが明らかになっている。

殺人未遂容疑者は25歳の接客業従事者。事件後も被害者への好意を持っていたと供述。

被害者は公認会計士で若手エリートであり、交際関係には暴力が絡んでいたという。

現場は新築の高級賃貸マンションで、月30万円の家賃を払っていた。近隣住民は高収入の独身男性が多い印象を持つ。

犯行時はハサミを使用し、警察に逮捕される。構谷さんは病院で死亡が確認された。

〈中野タワマン・交際相手をハサミで刺す〉死亡したエリート公認会計士(26)に日頃から暴力をふるっていた“接客業“の交際女性(25)…当日は寿司デートの後に口論「今でも彼を愛してる」

東京都中野区のJR中野駅前にある高級賃貸タワーマンションの一室で9月16日午後7時ごろ、男性がハサミで首を刺される事件があり、警視庁中野署は男性の交際相手の接客業、佐藤琴美容疑者(25)を殺人未遂の現行犯で逮捕した。佐藤容疑者は「ハサミがあれば言うことを聞くと思って引き出しから取り出し、振りかざしたら刺さってしまった」と供述しているという。男性はこの部屋に住む公認会計士・構谷侑也さん(26)で、救急搬送先の病院で死亡が確認された。

佐藤容疑者は「よくケンカすることがあった」「私が平手打ちをしたり殴ることがあった」と話しているといい、同署で犯行の動機に至った当日のトラブルを中心に調べを進めている。

官報などによれば、構谷さんは2020年の公認会計士試験(合格率10.1%)に合格、今年4月に日本公認会計士協会の修了考査に合格したヤングエリートだ。

現場はJR中野駅近くにある新築されたばかりの高級賃貸タワーマンション。構谷さんの部屋は中層階の占有面積約50平方メートル。不動産物件サイトによれば、月の家賃は約30万円とみられ、近隣の不動産業者はこう証言する。

「入居率は当初からまちまちって感じで、やっぱり高級賃貸ですし、なかなか手が出ない人が多いんじゃないですかね、住まわれている方は港区や品川区とかに比べると“若者”が多く、経営者や自営業、コンサルなどをする独身の男性が多い印象です」

一部報道によると、事件当日2人は寿司を食べホームセンターで買い物をした後、電車で帰宅。ケンカは帰りの電車の中で既に始まっていたという。

近くの店舗関係者などは、事件当日の様子をこう振り返る。

「午後7時前くらいに救急車やパトカーが数台出動していました。しばらくして犯人と思われる女性が4、5人のお巡りさんに連れられて警察車両に乗せられましたた。チカラが抜けた感じで歩いていましたね。その後、被害者と思われる男性がシートに覆われながら、救急車に乗せられていました。(救急隊員は)かなり焦った様子でしたがまさか亡くなっていたとは…」(マンション住民)

凶器のハサミの大きさは15~20センチ前後、佐藤容疑者はハサミを構谷さんの首付近を刺したと見られている。

「二人は交際関係にあったが同棲していたわけでなく、佐藤容疑者はマンションから程近い西武線沿線上のアパートに住んでいた。仕事は職業不詳で発表されているが、男性を相手にする接客業をしていたという話もある。告白は構谷さんからで、2024年3月ごろから交際がスタートしたようだ。佐藤容疑者は『事件後も彼への好意は変わらない』とも供述している」(社会部記者)

公認会計士になりたての前途有望な若者と交際相手の間に何があったのか。本格的な調べはこれからだ。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班