【独自】兵庫・斎藤知事への不信任決議案を入手 “深刻な停滞・混乱もたらした政治的責任は免れない” あさって（19日）提出予定
AI要約
兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑で辞職要求を受ける中、県議会は不信任決議案を提出する見通し。
不信任決議案は知事の政治的責任を問い、可決が確実となっている。
可決された場合、知事は失職するか議会を解散するかの判断を迫られることになる。
兵庫県の斎藤元彦知事が、パワハラなどの疑惑を告発された問題。86人いる全ての県議会議員が先週までに知事に辞職を要求する事態となっていますが、斎藤知事は続投の意志を示し続け、応じていません。
こうした状況を受け、県議会ではあさって（19日）、知事への不信任決議案が全会一致で提出される見通しですが、JNNは提出予定の不信任決議案を独自に入手しました。
「県民の信頼を損ない、県職員を動揺させ、議会を巻き込み、県政に長期にわたる深刻な停滞と混乱をもたらしたことに対する政治的責任は免れない」
「来年度予算は新たに県民の信任を得た知事の下で編成されるべき」
関係者によりますと、不信任決議案はきょう（17日）までに各会派の幹部らが非公開で協議を重ね、まとめられたもので、可決が確実な情勢となっています。
可決された場合、斎藤知事は10日以内に失職するか、議会を解散するかの判断を迫られることになり、一連の問題は「ヤマ場」を迎えます。
