「お金がなかったのでやりました」 太陽光発電所から銅線ケーブル71メートル盗む タイ国籍の男2人逮捕 栃木・那須塩原市

AI要約

タイ国籍の男2人が栃木県の太陽光発電所から銅線ケーブルを盗んで逮捕された。

逮捕された2人は銅線ケーブルを神奈川県の金属買取店に売却し、窃盗を認めた。

警察は2人以外にも関与が疑われる人物を捜査している。

「お金がなかったのでやりました」 太陽光発電所から銅線ケーブル71メートル盗む タイ国籍の男2人逮捕 栃木・那須塩原市

今年7月に栃木県那須塩原市の太陽光発電所から銅線ケーブルを盗んだとして、タイ国籍の男2人が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも住居不詳、タイ国籍の男で、自称・建築作業員のワンナソー・ポンサトーン容疑者(31)と自称・農作業員のスウェイサアード・スウィット容疑者(42)です。

警察によりますと、2人は今年6月25日から7月12日までの間に那須塩原市高林にある太陽光発電所から銅線ケーブル、長さおよそ71メートル、71万円相当を盗んだ疑いがもたれています。

今年7月12日の午前4時半すぎに発電所の近くにいた男性から「複数人が太陽光発電施設から銅線を盗んでいる」と110番通報がありました。警察官が駆けつけたところ、犯行に及んだとみられる人物は、すでに現場から立ち去っていましたが、通報した人の証言などをもとに現場から逃げた車両を特定。

同じ日の午前、神奈川県の金属買取店から2人が出てきたところを警察官が職務質問して署に任意同行し、不法残留の容疑で現行犯逮捕しました。

その後の捜査で、銅線ケーブルを盗んだことがわかり、きょう窃盗の疑いで逮捕しました。

盗まれた銅線ケーブルは、すでに神奈川県の金属買取店に売却されていて、取り調べに対して2人は「銅線を盗んだのは間違いない」「お金がなかったのでやりました」と容疑を認めているということです。

警察は、同じ金属買取店から、あわせて213メートルの銅線ケーブルを押収していて、余罪についても捜査しています。

また、目撃者の情報などから犯行に関わった人物が2人以外にもいるとみて捜査しています。