狂犬病の予防接種率は県内で6割、「義務」のはずが低迷…低下傾向全国的に続く

AI要約

香川県内で狂犬病の予防注射の接種率が低迷している。毎年義務づけられている注射を受け、証明票を受けた犬はここ5年間、6割前後で推移し、全国平均を下回っている。

狂犬病予防法は、飼い主が市町村に犬の登録をし、年1回、狂犬病の予防注射を受けて、交付される「注射済票」を犬につけることを義務づけている。

厚生労働省によると、狂犬病はウイルスをもった犬などにかまれるなどして発症する。予防注射の普及で、国内では1960年代以降、発生は確認されていない。