セブン&アイ、「コア業種」に 外資規制、厳格化 財務省

AI要約

財務省は外資による日本企業への出資を規制する事前届け出の対象リストを改訂し、公表した。

カナダのコンビニ大手から買収提案を受けたセブン&アイ・ホールディングスは、安全保障上重要な「コア業種」に引き上げられた。

改訂はコア業種を追加する外為法の告示改正によるもので、具体的なコア業種については明らかにされていない。

 財務省は13日、外資による日本企業への出資を規制する事前届け出の対象リストを改訂し、公表した。

 カナダのコンビニ大手から買収提案を受けたセブン&アイ・ホールディングスは、安全保障上重要な「コア業種」に当たるとして最も規制が厳しい分類に引き上げられた。

 今回の改訂は、コア業種を追加する外為法の告示改正を8月に行ったことに伴う措置。これまでセブン&アイは規制の度合いが低い「コア業種以外」の企業に分類されていた。財務省は、どの事業がコア業種に当たるか明らかにしていない。