米当局、セブン買収案調査も 関連文書の保存要求 報道

AI要約

カナダのコンビニエンスストア大手がセブン&アイ・ホールディングスの買収提案を巡り、米FTCが調査を行う可能性を示唆。

FTCは関連文書の保存を要求し、両社の合併計画が反トラスト法に基づく規制当局の調査対象になる可能性があると報じられている。

クシュタールによる買収検討に関連する動きが注目される中、今後の展開が注目される。

 【ニューヨーク時事】カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールによるセブン&アイ・ホールディングスの買収提案を巡り、米連邦取引委員会(FTC)がセブン&アイに対し、調査を行う可能性があると通知した。

 ロイター通信が10日、関係筋の話として伝えた。

 報道によれば、FTCはセブン&アイに対し、クシュタールによる買収検討に関連するすべての文書の保存を要求。これは両社の合併計画が米国の反トラスト法(独占禁止法)に基づく規制当局の調査対象になる可能性があることを示唆しているという。