「人をはねた認識はなく、シカやイノシシをひいた感覚だった」などと容疑を否認 女(43)逮捕 国道でひき逃げされたとみられる女性が死亡した事件 三重・津市
三重県津市で起きたひき逃げ事件で、43歳の女性が逮捕された。
被害者は28歳の看護師で、軽乗用車にはねられて死亡した。
容疑者は事件後、警察に出頭し、シカやイノシシをひいたと主張している。
9月9日、三重県津市の国道でひき逃げされたとみられる女性が死亡した事件で、43歳の女が逮捕されました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、明和町の飲食店従業員・城山文代容疑者(43)です。
警察によりますと、城山容疑者は9日午前3時20分ごろ、津市藤方の国道で、看護師の服部里奈さん(28)を軽乗用車ではねて死亡させたにもかかわらず、そのまま逃走した疑いなどが持たれています。
城山容疑者は約5時間後に警察署に出頭していて、軽乗用車の底の部分には何かをひいた痕跡があったということです。
調べに対し、「人をはねた認識はなく、シカやイノシシをひいた感覚だった」と容疑を否認していて、警察は周辺の防犯カメラ映像を確認するなど、当時の状況を調べています。