政治生活の総決算、石破茂氏 横顔と略歴

AI要約

石破茂氏は、5度目の自民党総裁選を「政治生活の総決算」と位置付ける政治家であり、過去には自民党を離党・復党するなどの波乱の歴史を持つ。

彼は読書好きな一面もあり、その強いこだわりが時に対立を生むこともある一方、防衛相や農相など重要な役職を歴任し、政治経験豊富な人物である。

現在67歳で鳥取県出身の石破氏は、総裁選立候補は5回目であり、地元鳥取1区から12回当選している。

 自民党総裁選に立候補した石破茂氏の人物像を紹介する。

 5度目の総裁選を「政治生活の総決算」と位置付ける。田中角栄元首相に国政入りを勧められ、1986年に衆院初当選。平成の政治改革を訴えて1993年に自民を離党した。1997年に復党したが、党内にわだかまりが残る。

 2002年に小泉内閣の防衛庁長官として初入閣し、農相や党幹事長などを歴任した。「睡眠時間を削っても」と漏らすほどの読書好き。こだわりの強さがあつれきを生むことも。鳥取県出身。

 【略歴】いしば・しげる 慶大卒。銀行員を経て1986年に衆院初当選。1993年に自民を離党し、1997年に復党。防衛相、農相、党政調会長、党幹事長、地方創生担当相を歴任した。総裁選立候補は5回目。67歳。鳥取1区、当選12回。