【速報】中学生殴り腫れた顔「野球ボールが当たったと口裏合わせ」 検察、暴行の指導者初公判で指摘

AI要約

野球チームで指導する中学生を殴り、包丁を突き付けた野球指導者の被告の男の初公判が開かれた。男は起訴内容を認めている。

男は合宿中の中学生選手2人の練習態度に腹を立て、正座させて殴ったり包丁で脅迫したりしたとされる。検察側によれば、男は20回以上殴り、暴行の目撃者との口裏合わせも行ったという。

また、犯行時には大量のアルコールを摂取していたことも明らかになっている。

【速報】中学生殴り腫れた顔「野球ボールが当たったと口裏合わせ」 検察、暴行の指導者初公判で指摘

 野球チームで指導する中学生を殴り、包丁を突き付けたとして、暴行などの罪に問われた野球指導者の被告の男(43)の初公判が10日、大津地裁(大嶋真理子裁判官)であり、男は起訴内容を認めた。

 起訴状などによると、男は5月11日午後9時から12日午前5時ごろまでの間、滋賀県近江八幡市内のスポーツ施設で合宿中だった中学生の男子選手2人の練習態度に腹を立て、正座をさせて頭や顔を殴り、包丁を首元に突きつけて「平気で俺やるで」と脅迫するなどした。

 検察側は冒頭陳述で、男は男子選手を20回以上殴っており、別の教え子には給湯室から包丁を取ってくるよう指示した、と説明。殴った選手の顔が腫れたため、「ボールが当たったことにするなど(暴行の目撃者と)口裏合わせをした」と指摘した。また犯行時は350ミリリットルの缶ビールなどを少なくとも15本飲んでいた、とした。