【独自】熊本市立千原台高校・野球部の男性教員が体罰などの疑いで指導自粛 コーチ時代から暴力や暴言交えた指導か
熊本市立千原台高校野球部の男性教員が体罰や暴言などの疑いで指導を自粛していることが明らかになった。
男性教員は暴力や暴言を交えた指導を行っており、熊本市教育委員会が詳細な調査を行っている。
体罰等審議会で暴力や暴言が体罰に当たるかどうかが諮られる予定である。
プロ野球選手も輩出した公立の強豪校・熊本市立千原台高校野球部の男性教員が体罰や暴言などの疑いで指導を自粛していることがTKUの取材で分かった。
千原台高校野球部では前任の監督が2024年夏の熊本大会後に引退を表明。コーチを務めていた27歳の男性教員が7月下旬から後を引継ぎ、監督として指導を始めた。
複数の関係者によると、この男性教員はコーチ時代から部員に対し、暴力や暴言を交えた指導を行っていたということだ。
熊本市教育委員会によると、7月下旬に体罰・暴言等に関する「子どもを守る相談票」が市に寄せられたことで、今回の事案が発覚。熊本市教育委員会は詳細な調査を開始し、27歳の男性教員は現在野球部の指導を自粛しているという。
また、9月18日に熊本市の体罰等審議会を開き、今回訴えがあった暴力や暴言が体罰にあたるかどうかを諮る予定となっている。
千原台高校はTKUの取材に対し「当該の教員が指導を自粛し、前監督が復帰したのは事実だが、教育委員会が調査中のため詳細なコメントは差し控える」としている。
また、熊本県高野連は「この件に関して千原台高校から報告は受けていない。前任の監督から当該の教員へ交代する書類も提出されていない」とコメントしている。
(テレビ熊本)