【速報】ビッグモーター店舗前街路樹伐採問題 元店長に罰金20万円の有罪判決 横浜地裁

AI要約

男性元店長が、従業員に指示して街路樹を切断した罪に問われ、20万円の罰金が科せられた。

元店長は、犯行を指示された状況下で違法性を認識しながらも犯行に加担したとされ、裁判で有罪判決を受けた。

弁護側は元店長が指示に逆らえなかった事情を主張しており、罰金額について論争が起きている。

【速報】ビッグモーター店舗前街路樹伐採問題 元店長に罰金20万円の有罪判決 横浜地裁

旧ビッグモーターの店の前の街路樹を切断した罪に問われている男性元店長(33)の裁判で横浜地裁は9日、元店長に求刑通り罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。

「ビッグモーター川崎店」の男性元店長は2022年、従業員に指示し、店の前に植えられていたツツジ6本を切断した罪に問われています。

横浜地裁は9日、男性元店長(33)に対し、求刑通り罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。

これまでの裁判で、検察側は、旧ビッグモーターでは「清掃状況などを評価する『環境整備点検』の結果次第で降格させられたりするという共通認識が従業員の間にあった」としたうえで、「元店長は点検後に街路樹の除去を指示され従わないと降格などにつながると考えた」と指摘。

そのうえで、「指示を受けていたからとはいえ、自己保身のために違法性を十分認識しながら犯行に加担している」などとして罰金20万円を求刑していました。

一方、弁護側は起訴内容は認めたうえで「店舗運営に携わる『本部』という部署に所属する 社員からの再三の指示で犯行に至った」「人事上の評価や処遇に大きく反映すると考え指示に逆らえなかった」とし男性元店長の状況を考慮して罰金10万円が相当だと主張していました。