得票が700票減った? 開票速報で入力ミス 大阪・和泉市議選で市選管

AI要約

大阪府和泉市議選で開票速報の途中経過に入力ミスがあり、候補者1人の得票数が誤って表示されたことが明らかになった。

市選挙管理委員会が誤りを指摘され、最終的には正しい得票数が確定したものの、40分間間違った情報が表示されるというミスがあった。

和泉市議選は現職20人、新人4人が当選し、投票率は過去最低の41・11%だった。

得票が700票減った? 開票速報で入力ミス 大阪・和泉市議選で市選管

任期満了に伴い8日行われた大阪府和泉市議選(定数24)で、市ホームページに掲載した開票速報の途中経過に入力ミスがあり、候補者1人の得票数が700票減ったかのように表示されていたことが9日、分かった。

市選挙管理委員会によると、8日午後11時時点の開票状況で、スペル・デルフィン氏の得票数は2100票だったが、2900票と誤って表示していた。11時20分に開票作業が終了し、同氏の最終得票数は2200票だった。

関係者から指摘を受け、市選管は11時時点の得票数を訂正したが、約40分間、誤った得票数が表示されていた。同氏には9日午前に事情を説明し、謝罪したという。同氏は今回、4選を果たしている

市選管の担当者は「ミスはあってはならず、再発防止策を講じていきたい」と述べた。

和泉市議選は8日開票され、現職20人、新人4人が当選し、新議員が決まった。党派別の当選者は自民2人、公明5人、大阪維新の会4人、共産2人、参政1人、無所属10人。

投票率は41・11%で、過去最低だった前回45・22%を下回った。当日有権者数は14万9239人だった。