会津から世界へ 磐梯山の麓で造るウイスキー 沈没事故で亡くなった創業者の思いを受け継ぎ製造がスタート【福島発】

AI要約

福島県会津地方初のウイスキー蒸留所「天鏡蒸溜所」が、製造をスタートした。知床半島沖の観光船事故で亡くなった、創業者の小池駿介さんの「世界で愛されるウイスキーを作る」という思いは受け継がれ、会津から世界へ挑戦する。

「天鏡蒸溜所」は、福島県会津地方で初めてのウイスキー蒸留所だ。磐梯山の麓から湧き出る水と、本場・スコットランドの伝統的な製法を取り入れ、2024年4月から製造がスタートした。

大学生の時に、留学したイギリスで出会ったスコッチウイスキー。駿介さんは父親とともに事業を立ち上げ、図面を何度も書き直し、蒸留所が完成した。

会津から世界へ 磐梯山の麓で造るウイスキー 沈没事故で亡くなった創業者の思いを受け継ぎ製造がスタート【福島発】

福島県会津地方初のウイスキー蒸留所「天鏡蒸溜所」が、製造をスタートした。知床半島沖の観光船事故で亡くなった、創業者の小池駿介さんの「世界で愛されるウイスキーを作る」という思いは受け継がれ、会津から世界へ挑戦する。

「天鏡蒸溜所」は、福島県会津地方で初めてのウイスキー蒸留所だ。磐梯山の麓から湧き出る水と、本場・スコットランドの伝統的な製法を取り入れ、2024年4月から製造がスタートした。

創業者は小池駿介さん。2022年、北海道・知床半島沖で起きた観光船の沈没事故で帰らぬ人となった。

大学生の時に、留学したイギリスで出会ったスコッチウイスキー。駿介さんは父親とともに事業を立ち上げ、図面を何度も書き直し、蒸留所が完成した。

「世界で愛されるウイスキーを作る」その思いは、受け継がれている。

天鏡株式会社の成田恵一社長は「開始からようやく5~6カ月を迎えて、本格的な蒸留が始まったところ。その熱意を継承していくという思いで、チャレンジ精神を忘れずに頑張っていく所存です」と語る。

会津から世界へ。天鏡蒸溜所では2024年度に4万8000リットルのウイスキーの製造を計画。10年間熟成させて、販売を目指している。

9月21日からは、創業者の小池駿介さんが仕入れたスコットランドの原酒を、3年熟成させたブレンデッドウイスキー「風」が数量限定で販売される。

(福島テレビ)