山梨でブドウ狩り最盛期 人気のシャインマスカットなど猛暑影響

AI要約

山梨県にあるブドウ生産量日本一の甲州市勝沼町で、ブドウ狩りが最盛期を迎えている。観光農園「坂本園」では、32品種のブドウが収穫され、家族連れなど多くの人たちが楽しんでいる。

今年の猛暑が生育に影響し、一部品種の色づきに問題が出ているという。ブドウの生産はバランスが難しく、暑さと日射の影響を受けている。

暑さとバランスの取れた栽培が課題である中、ブドウ狩りのシーズンは10月中旬まで続く予定となっている。

山梨でブドウ狩り最盛期 人気のシャインマスカットなど猛暑影響

 ブドウ生産量日本一の山梨県で、ブドウ狩りが最盛期を迎えている。

 甲州市勝沼町の観光農園「坂本園」では、人気のシャインマスカットなど32品種を栽培。家族連れなど多くの人たちが訪れ、収穫を楽しんでいる。

 にぎわいの一方、今年の猛暑が生育に影響し、生産農家を悩ませている。JAフルーツ山梨によると、ブドウは昼と夜の気温差で色づきが良くなり、糖度が増すが、今年の暑さで一部品種の色づきに影響が出ているという。

 園主の坂本浩さん(49)は、「暑さは困るが、日射も必要。ブドウの生産はバランスが難しいです」と語る。ブドウ狩りのシーズンは10月中旬まで続く。【手塚耕一郎】