# 地震被災

「こども白書」を閣議決定 三つの白書を一本化
53分前

「こども白書」を閣議決定 三つの白書を一本化

 政府は6月21日、「こども白書」を閣議決定した。少子化社会対策白書や子供・若者白書など三つの白書をこども家庭庁が初めて一本化したもので、こどもを取り巻く状況や昨年度に同庁が取り組んだこども施策の実施状況を掲載。白書の内容や構成については「こども若者★いけんぷらす」の仕組みを活用して、こども、

能登地震で「近所付き合い減」6割超、それでも「地元に住みたい」8割…被災者アンケート
2024.07.02

能登地震で「近所付き合い減」6割超、それでも「地元に住みたい」8割…被災者アンケート

 読売新聞が能登半島地震の被災者96人に聞いたアンケート調査では、地震前と比べて近所付き合いが「減った」「なくなった」との回答が6割を超えた。避難生活や移転を強いられ、地域のつながりが希薄になっている。一方、地元に住みたいと回答した人は8割超と、発生1か月の時点と変わらず、被災者は復旧が進まな

地震直前、受験生の孫励ます 77歳の母犠牲「親孝行したかった」叶わなかった家族旅行
2024.07.01

地震直前、受験生の孫励ます 77歳の母犠牲「親孝行したかった」叶わなかった家族旅行

元日の能登半島地震で倒壊した自宅の下敷きになり、亡くなった石川県輪島市河井町の田上嘉子(たがみよしこ)さん(77)は優しい人柄で周囲に慕われていた。「頑張るましや(頑張りなさいよ)」。高校受験を控える双子の孫に、この地域の方言でこう励ましたのは地震直前のこと。あれから半年。2人は無事に志望校に

能登地震被災者、元の生活「戻るまで10年超」「戻らないと思う」が計3割超…読売アンケート
2024.07.01

能登地震被災者、元の生活「戻るまで10年超」「戻らないと思う」が計3割超…読売アンケート

 能登半島地震の発生から1日で半年となった。読売新聞が被災者にアンケート調査を実施し、被災前の生活に戻るまでの時間について尋ねたところ、「10年超」「戻らないと思う」と回答した人が合わせて3割を超えた。発生1か月の時点で行った前回調査の約1・5倍に増えており、生活再建の展望を持てない被災者の実

被災地観光支援策「応援割」、能登地区は補助率7割に 首相表明
2024.07.01

被災地観光支援策「応援割」、能登地区は補助率7割に 首相表明

 岸田文雄首相は1日、能登半島地震を受けた被災地の観光支援策「応援割」について、能登地域は補助率を7割にする方針を表明した。視察先の石川県七尾市の和倉温泉で「復興次第ただちに開始できるよう具体化を進めていく」と記者団に明らかにした。 首相はまた、和倉温泉で大きな被害を受けた護岸の

加賀屋26年再開 客室減ももてなし磨く 和倉温泉、いざ観光復活
2024.07.01

加賀屋26年再開 客室減ももてなし磨く 和倉温泉、いざ観光復活

 日本を代表する旅館として知られ、能登半島地震で大きな被害を受けて休業中の加賀屋(七尾市和倉温泉)が、2026年中に営業を再開する方針を決めたことが30日、関係者への取材で分かった。客室数を減らす代わりに施設の質を高め、「日本一のおもてなし」に磨きをかけて復活させる。地震発生から1日で半年、能

地震で一時孤立、輪島の4地区が集団移転を検討…高齢化と過疎が進む山間からリスク低い場所へ
2024.06.30

地震で一時孤立、輪島の4地区が集団移転を検討…高齢化と過疎が進む山間からリスク低い場所へ

 能登半島地震の被災地・石川県輪島市で、少なくとも4地区(計257世帯)が集団移転を検討していることがわかった。今回の被災地で計画が明らかになるのは初めて。いずれも高齢化と過疎が進む主に山あいの地区で、道路寸断などで一時孤立した。住民らは災害時に孤立するリスクの低い場所への移転を希望しており、

デヴィ夫人、被災地の花蓮訪問 台湾地震で1000万円寄付
2024.06.29

デヴィ夫人、被災地の花蓮訪問 台湾地震で1000万円寄付

 【花蓮共同】タレントのデヴィ夫人が29日、台湾東部沖地震の被災地、花蓮県を訪れ、支援に役立ててほしいと寄付金1千万円の目録を徐榛蔚県長に手渡した。夫人の関連団体としての寄付という。 デヴィ夫人は2011年の東日本大震災の際に台湾の人々がいち早く支援金を届けてくれたことに触れ「日

「子どもの日常大切に」 恒例のマーチング披露 石川・輪島の幼稚園
2024.06.29

「子どもの日常大切に」 恒例のマーチング披露 石川・輪島の幼稚園

 石川県輪島市の住職藤山壱史さん(57)は6月中旬、園長を務める幼稚園児19人が披露したマーチングに目を細めた。 能登半島地震で寺は倒壊し、同じ敷地にある和光幼稚園の建物も被災。園児が例年、マーチングを披露していた地域の祭りは中止となったが、「地震前の日常を過ごしてほしい」との思

センバツ4強の星稜は津幡と、日本航空石川は能登と初戦…高校野球石川大会組み合わせ 
2024.06.29

センバツ4強の星稜は津幡と、日本航空石川は能登と初戦…高校野球石川大会組み合わせ 

 7月11日に開幕する第106回全国高校野球選手権石川大会の組み合わせ抽選会が28日、石川県津幡町文化会館シグナスで行われた。44校の初戦の対戦相手が決まり、昨夏優勝校で選抜4強の星稜は津幡と、選抜出場の日本航空石川は能登とそれぞれ対戦する。開幕試合は金沢北陵と翠星が対戦する。 

「被災地に元気届ける」 鳴戸部屋が富山初合宿、欧勝海(津幡出身)ら名古屋場所へ決意
2024.06.27

「被災地に元気届ける」 鳴戸部屋が富山初合宿、欧勝海(津幡出身)ら名古屋場所へ決意

 大相撲の鳴戸親方(元大関琴欧洲)が率いる鳴戸部屋が26日までの3日間、射水市内で初めての富山合宿を行った。部屋には能登半島地震で被災した石川県津幡町が古里の十両、欧勝海(おうしょううみ)が所属しており、同じく被災した富山県民に向け「7月の名古屋場所は富山、石川両県出身力士が頑張り、元気を届け

6月県議会始まる 地震の復旧や原発の避難道路整備に向け 総額17億8000万円の一般会計補正予算案 《新潟》
2024.06.25

6月県議会始まる 地震の復旧や原発の避難道路整備に向け 総額17億8000万円の一般会計補正予算案 《新潟》

6月県議会が25日、開会しました。能登半島地震からの復旧や原発の避難道路の整備に向けた補正予算案などが議論されます。一般会計補正予算案の総額は17億8000万円です。このうち、17億2000万円余りが地震で被災した住宅や企業の復旧にかかる予算です。

災害派遣期間、過去最長に 自衛隊、東日本大震災超え 能登地震
2024.06.23

災害派遣期間、過去最長に 自衛隊、東日本大震災超え 能登地震

 能登半島地震に伴う自衛隊の災害派遣が23日で175日目となり、原発事故に関連した除染作業などを除く地震対応としては、東日本大震災を超えて過去最長となった。 上下水道の復旧などに時間を要しているのが原因で、防衛省は地元の要望に基づき、今後も支援を続ける方針だ。 自衛

コープおおいたの2023年度決算は増収減益 物価高で売上げ増加の一方、利用者数が減少
2024.06.21

コープおおいたの2023年度決算は増収減益 物価高で売上げ増加の一方、利用者数が減少

物価高や利用者数の減少などで、コープおおいたは2023年度の決算が増収減益となりました。コープおおいたは、21日大分市で通常総代会を開催し、青木博範理事長のほか、各地区の代表ら77人が出席しました。総代会では昨年度の決算が報告され、売り上げにあたる供給高が193億2

輪島塗のキリコ、小松で復興の灯 被災免れ桝本さん方に 長男熱望、祭り忘れられず
2024.06.19

輪島塗のキリコ、小松で復興の灯 被災免れ桝本さん方に 長男熱望、祭り忘れられず

 能登半島地震で被害を免れた輪島塗の子供キリコ1基が19日までに、小松市古河町で美容室を営む桝本尚子さん(39)方に届いた。輪島市の親類から一家の長男拓海さん(10)に譲られたもので、昨年夏の輪島大祭に参加して以来、祭りの熱気が忘れられなくなった拓海さんにとっては憧れのキリコ。美容室に展示され

「僕たちは忘れない」 災害被災地への支援を目的にライブ続ける 収益金などを赤十字に寄付
2024.06.16

「僕たちは忘れない」 災害被災地への支援を目的にライブ続ける 収益金などを赤十字に寄付

間もなく発生から半年になる能登半島地震の復興に役立てばと、このほど島根県松江市で支援ライブが開かれ、その収益金などが日本赤十字社島根県支部の代表を務める丸山達也知事に手渡されました。寄付したのは、松江市に本社を置く「さんびる」です。この日は田中正彦代表取締役が収益金

日本代表 遠藤航選手 “被災地の子どもを元気に” 石川でサッカー教室 能登などの中高生に直接指導
2024.06.15

日本代表 遠藤航選手 “被災地の子どもを元気に” 石川でサッカー教室 能登などの中高生に直接指導

サッカーを通じて能登半島地震で被災した子どもたちを元気づけようと、日本代表キャプテンの遠藤航選手が金沢市でサッカー教室を開きました。金沢ゴーゴーカレースタジアムに登場したのは、日本代表のキャプテンでイングランドの名門・リバプール所属の遠藤航選手と、ドイツのシュツットガルトでプレー

「義援金5万円が分配されていない人も」 被災地の「輪島朝市」で泥沼内紛が起きていた
2024.06.11

「義援金5万円が分配されていない人も」 被災地の「輪島朝市」で泥沼内紛が起きていた

 能登半島地震から5カ月が過ぎた。徐々に被災地は復興への歩みを進めているが、立て直しが重要なのは生活インフラや建物だけではない。能登のシンボル「輪島朝市」では組合員が訴訟合戦、互いをののしり合う泥沼内紛の最中にある。“絆”の復興はいつ――。【前後編の前編】 *** 

STARTO CD発売延期は「MV制作過程における不備」 Snow Manら参加予定
2024.06.08

STARTO CD発売延期は「MV制作過程における不備」 Snow Manら参加予定

 「STARTO ENTERTAINMENT」は8日、公式サイトを更新し、所属アーティストが参加するチャリティーシングル「WE ARE」の発売延期について情報を更新した。 グループの14組75人が「STARTO for you」名義で参加する同CDは当初、今月12日に発売が予定さ

復興へ熱気球ふわり、笑顔あふれ 能登被災地で子どもたち搭乗
2024.06.08

復興へ熱気球ふわり、笑顔あふれ 能登被災地で子どもたち搭乗

 能登半島地震の被災地の子どもたちに笑顔になってもらおうと、石川県七尾市の能登島の海に面した公園で8日、熱気球の搭乗体験イベントが開かれた。快晴の下、親子らがバスケットに乗り込み、約15メートルの高さまでゆっくりと上昇、2分ほど能登の自然豊かな眺めを楽しんだ。 地震で自宅が一時断