茂木氏、「増税ゼロ」巡り財務省を批判 「古い考え方を転換する」

AI要約

茂木敏充幹事長が自民党総裁選での「増税ゼロ」政策を掲げ、財務省の考え方を批判。

茂木氏は経済の成長による税収増加を重視し、成長分野への投資を進める方針を示す。

茂木氏は日本経済の底力を信じ、増税不要論を地方の成長との関連で説明。

茂木氏、「増税ゼロ」巡り財務省を批判 「古い考え方を転換する」

 自民党総裁選(12日告示、27日投開票)に出馬する茂木敏充幹事長(68)は7日、総裁選で掲げる「増税ゼロ」政策を巡り、財務省の体質を「税率をアップしないと税収は上がらない考え方だ」と批判した。宇都宮市内で記者団に語った。

 茂木氏は「古い財務省の考え方を転換する」と強調した上で「経済を成長させることによって税収を上げていく。その資金によって成長分野への投資を進める」と自身の経済政策を説明した。

 「増税ゼロ」を打ち出したことへの批判に対しては「地方はまだまだ成長できる、税収は上がっていくと考えるのか。それとも日本経済の成長は限界だ、税収は上がらない。この考え方の違いだ」と理解を求め、「日本経済にはまだまだ底力がある」と訴えた。【加藤明子】