林長官「事前の中止を求めた、極めて遺憾」 ベラルーシ日本人男性拘束の番組放送受け

AI要約

林官房長官は、ベラルーシ国営メディアが拘束された日本人男性に関する番組を放映したことに強い遺憾の意を表明しました。

林官房長官は事前に放送中止を求めていたが、放映されてしまったことについて、人権の保障の観点から問題があったと指摘しました。

拘束された男性に対しては、引き続き支援を行う姿勢を示しています。

ベラルーシ国営メディアが拘束された日本人男性に関する番組を報じたことについて、林官房長官は事前に中止を求めていたと明らかにしたうえで、「極めて遺憾。抗議した」と強調しました。

林官房長官

「放映に先立ち同5日、在ベラルーシ日本大使館からベラルーシ外務省に対し、放映中止を強く申し入れましたが、結果として放映されたことは極めて遺憾であります」

 林長官は事前の放送中止を求めた理由について、番組の予告に「人権の保障の観点から問題が含まれていた」と説明しました。

 一方、男性の拘束が続いていることについて、改めて「できる限りの支援を行う」と強調しました。

 5日、ベラルーシの国営メディアは拘束された日本人男性が国家公安委員会と関係があったなどとする特別番組を報じていました。