ベニズワイガニ初水揚げ シーズン到来、鳥取・境港

AI要約

日本海に秋を告げるベニズワイガニが境港で水揚げされた。

初競りが行われ、新たに整備された競り場での活気溢れる様子が伝えられた。

台風の影響を心配しながらも、漁期は来年6月末まで続くことが明らかになった。

 カニの水揚げ日本一を誇る鳥取県境港市の境港で6日、日本海に秋を告げるベニズワイガニが今季初めて水揚げされた。漁は1日から既に解禁となっており、解禁日から漁船が日本海で操業していた。

 6日は約900箱(1箱30キロ)が水揚げされ、新たに整備された競り場で、午前7時ごろから初競りが行われた。場内は競り人の威勢のいいかけ声が響き渡り、シーズン到来に活気づいた。

 日本海かにかご漁業協会の古木均専務理事は「台風の影響を心配していたが安心した。おいしいベニズワイガニを届けたい」と力を込めた。

 台風10号の影響で1日の出漁式は中止になっていた。漁期は来年6月末まで。