「近海の魚が並んでうれしい」底引き網漁スタートで初競り

AI要約

底引き網漁が解禁され、初物が水揚げされた。金沢市の中央卸売市場で初競りも行われた。

台風10号の影響で水揚げが3日遅れ、能登半島地震以降の輪島港は漁ができない状況。初日の水揚げ量は例年よりも少ない見込み。

競り人は近海の新鮮な魚介類が並ぶのを喜んでおり、初物は県内の市場やスーパーに順次並ぶ。

「近海の魚が並んでうれしい」底引き網漁スタートで初競り

今月1日に解禁された底引き網漁。4日、初物が水揚げされ、5日には金沢市の中央卸売市場では初競りが行われました。

台風10号による天候不順で本来の予定から3日遅れでの水揚げとなった今年の底引き網漁。金沢市の中央卸売市場では県内の港で水揚げされたばかりの甘エビなど新鮮な魚介類が競りにかけられました。しかし、県内最大の底引きの水揚げ量を誇る輪島港からは能登半島地震以降漁に出ることができていません。また4日は風が強く吹いていたことからそのほかの能登の港でも漁が行われず初日の5日は魚の種類、水揚げ量ともに少なくなる見込みだということです。

競り人:

「いよいよ底引きが始まりまして台風の影響で3日ほど遅れたんですけど無事、近海の魚が並んだのが嬉しく思います。」

底引き網漁の初物は5日から順次、県内の市場やスーパーなどに並びます。