天皇陛下が“長靴姿”で皇居内の水田で稲刈り 猛暑やゲリラ豪雨も順調に生育 稲は皇室の神事などに使用

AI要約

天皇陛下は皇居内の水田で稲刈りをされました。黄金色に実ったうるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチの稲を手際良く刈り取り、順調な生育を確認しました。

今年は猛暑やゲリラ豪雨があったが、収穫は平年並みの予定で、収穫された稲は神事や祭典に使われるほか、伊勢神宮に奉納される予定です。

陛下自らが種まきから関わり、5月に育てた稲の収穫を楽しまれ、民間にも良い影響を与える出来事となりました。

天皇陛下が“長靴姿”で皇居内の水田で稲刈り 猛暑やゲリラ豪雨も順調に生育 稲は皇室の神事などに使用

天皇陛下はきょう午後、皇居内の水田で稲刈りをされました。

午後3時半、長袖シャツに長ズボン、長靴姿の天皇陛下は皇居の生物学研究所の水田に姿を見せられました。

黄金色に実ったうるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチの稲、あわせて20株を手際良く刈り取られました。

この稲は今年4月に陛下自らが種もみをまき、5月に田植えをして育てられたものです。

今年は猛暑が続き、ゲリラ豪雨も起きていますが、稲の生育は順調で、去年より9日早い稲刈りとなり、平年並みの収穫になるということです。

収穫された稲は11月の新嘗祭など皇室の神事などで使われるほか、根がついたままの稲が伊勢神宮の神嘗祭に奉納されます。