林官房長官が出馬表明「国民の共感得られる政治取り戻す」 自民党総裁選…来週にかけ出馬表明続く見込み

AI要約

林官房長官が自民党総裁選挙への立候補を表明し、国民の共感を得られる政治を目指すことを宣言しました。

林長官は「人にやさしい政治」をスローガンに掲げ、安心できる未来のための政治を行う意向を示しました。

さらに、裏金事件の反省から政党交付金の見直しを提案し、岸田政権の経済政策についても一定の評価を示しつつ、改善の余地があると強調しました。

林官房長官が出馬表明「国民の共感得られる政治取り戻す」 自民党総裁選…来週にかけ出馬表明続く見込み

林官房長官は、自民党総裁選挙にむけ会見を開き「国民の共感を得られる政治を取り戻す」と立候補を表明しました。

林官房長官

「組織の長として責任を取るという岸田総理の姿を目に焼きつけ、その覚悟を心深く刻んで、全力で自民党の信頼回復に努めるとともに、国民の共感を得られる政治を取り戻してまいりたい」

林長官は「人にやさしい政治」をスローガンに掲げ「未来に向けて安心できる政治を行いたい」と述べました。

林長官はまた、裏金事件を踏まえて政党交付金の配分を見直し、国会議員のパーティー券収入への依存度を減少させると述べました。また、次の選挙で裏金事件で不記載があった議員を公認するかについては「すでに処分は行われた」と述べ、基本的に公認する考えを示しました。

そして、岸田政権の経済政策について一定の評価を示した上で「何を引き、足すかは考えないといけない」と強調しました。

自民党総裁選では今週、出馬表明が相次ぐ予定で、4日には茂木幹事長が、6日には小泉元環境大臣が記者会見を行います。さらに9日には高市経済安保担当大臣が、そして加藤元官房長官も来週、出馬表明を行う考えで、少なくとも8人が立候補する見通しです。