鹿児島・奄美大島のマングース 「根絶宣言」を発表 環境省
AI要約
鹿児島県の奄美大島で駆除が行われてきたマングースについて、環境省が「根絶宣言」を発表しました。
1979年に持ち込まれたマングースは、在来種を襲うようになり、本格的な駆除が行われピーク時には1万匹まで増加しましたが、2018年以降は確認されていない状況です。
3日に行われた有識者検討会で科学的に根絶が確認され、環境省が正式に「根絶宣言」を発表しました。
鹿児島県の奄美大島で駆除が行われてきたマングースについて、環境省が「根絶宣言」を発表しました。
環境省によりますと、1979年にハブなどを退治するため、奄美大島に30匹ほどのマングースが持ち込まれました。
しかし、昼間に行動するマングースが夜行性のハブを狙うことはほとんどなく、奄美大島の在来種を襲うようになったことから駆除の対象となりました。
ピーク時は約1万匹まで増加したものの、2000年から本格的な駆除が行われた結果、2018年以降、マングースは確認されていません。
環境省は3日午前に行われた有識者検討会で「根絶」が科学的に確認されたことから、さきほど「根絶宣言」を正式に発表しました。
世界で初となる大規模な駆除事例だということです。（ANNニュース）
