復旧まで2週間程度 国交省が伊勢原市・新善波トンネル付近の土砂崩落で対策検討委員会

AI要約

国交省が復旧工事などを検討する新善波トンネルについて、土砂崩落の危険性が指摘されており、安全を確保しながら2週間程度で復旧する見込み。

崩落前の大雨が原因であることが明らかになり、復旧作業が日々進められている。

横浜国道事務所の渡邉副所長は早急な回復を目指し、努力している旨をコメント。

復旧まで2週間程度 国交省が伊勢原市・新善波トンネル付近の土砂崩落で対策検討委員会

8月30日に土砂が崩落し通行止めが続いている伊勢原市の新善波トンネルについて国交省が復旧工事などを検討する委員会を開きました。

委員会ではトンネル入り口付近の土砂は流動化しやすい性質があり、斜面に大量に残っていることなどからさらに崩落が発生してもおかしくない状況であることが確認されました。

国交省によりますと9月2日で路面上の土砂については撤去が完了したものの安全を確保しながら工事を進めるため、復旧には2週間程度かかるということです。

横浜国道事務所 渡邉副所長 

「崩落前日から378ミリ8月の伊勢原市の平均雨量の約2.7倍の雨が降った。 今回崩落した部分については危険性がある場所という位置づけではなかった。 1日でも早く回復できるようわれわれも日々努めていきたい」