意識不明の男性警備員死亡 東京都港区、コンクリ片直撃

AI要約

東京都港区芝大門のビル解体工事現場で、落下したコンクリート片が頭上に直撃して意識不明だった男性警備員が死亡した。落下事故が発生し、病院で最期を迎えた横山雅則さん(67)は、警備員として活動していた。

横山さんは、ビル前で歩行者の誘導をしていた際に事故に遭遇した。通行人からの通報を受け、警視庁が当時の状況を調査中である。

落下事故は、建設現場における安全管理の重要性を再確認させる悲劇として注目される。横山さんの死を受け、安全対策の見直しや再訓練の必要性が問われている。

 東京都港区芝大門のビル解体工事現場で、落下したコンクリート片が頭上に直撃して意識不明だった男性警備員について、警視庁愛宕署は2日、搬送先の病院で死亡が確認されたと明らかにした。署によると、男性は足立区中川の横山雅則さん(67)。

 横山さんは、ビル前で歩行者の誘導をしていた。2日午前9時25分ごろ、「建物の下で警備員がけがをしている」と通行人から110番があった。警視庁が当時の状況を調べている。