落下のコンクリ片が直撃か 男性警備員が死亡 浜松町駅近くのビル解体工事現場

AI要約

東京都港区芝大門のビル解体現場で、警備員がコンクリート片に直撃され死亡した事故が発生。

コンクリート片はビルの5階付近から落下した可能性があり、詳細な経緯が調査中。

目撃者によると、現場では警備員らが注意を呼びかけていたが、事故が発生した。現場はオフィス街で、電気工事が行われていた。

2日午前9時半ごろ、東京都港区芝大門のビル解体現場で、通行人から「建物から物が落下し、下にいる警備員がけがをしている」と110番通報があった。警視庁愛宕署によると、下で歩行者の誘導をしていた、足立区中川の警備員、横山雅則さん(67)に落下してきたコンクリート片が直撃したとみられる。横山さんは意識不明の重体で病院に搬送され、その後死亡が確認された。

同署によると、コンクリート片はビルの5階付近から落ちたとみられる。同署で詳しい経緯を調べている。

事故発生当時、現場近くで電気工事をしていたという男性(63)は「他の警備員が、『誰かー』と人を呼んでいた。ビルを覆う白いパネルを突き破ってガラ(コンクリート片)が落ちてきたんじゃないか」と話していた。

現場は都営三田線御成門駅から南東に約200メートルのオフィス街。