看護師らによる患者暴行事件の滝山病院、院長と理事長が辞任 新体制で再建へ

AI要約

東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」の管理責任を問われていた院長と理事長が患者暴行事件を受けて辞任し、新体制に移行して再建を進めることが発表された。

昨年2月に起きた入院患者への暴行事件を受けて、朝倉院長と朝倉理事長の管理責任が問題となり、辞任に至った。

工藤元センター長が新たに院長兼理事長に就任し、病院は改善計画を提出して再建を進めることとなった。

看護師らによる患者暴行事件の滝山病院、院長と理事長が辞任 新体制で再建へ

東京都八王子市の精神科病院「滝山病院」の看護師らによる患者暴行事件を巡り、都は2日、管理責任を問われていた院長と理事長が辞任したと発表した。既に新体制に移行しており、再建を進めていく。

同病院では昨年2月、入院患者への暴行事件が発覚。当時の朝倉重延院長と朝倉孝二理事長の管理責任が問われる事態となった。

都によると、両氏は8月31日に辞任。今月1日に、東京医科大学八王子医療センターの工藤龍彦元センター長が新たに院長兼理事長に就任した。

同病院は今年1月、理事長と院長は後任が決まり次第交代するなどとした改善計画を都に再提出していた。