東海・関東甲信で線状降水帯発生の恐れ…予報円大きく進路定まらず広い範囲で警戒を 東海道新幹線は9月1日も三島ー名古屋駅間で終日運転見合わせ
8月31日の日中、東海にあった台風の外側の雨雲が、午後5時半現在、神奈川県や山梨県から東京に移ってきています。
活発な雨雲が31日夜から9月1日午前中にかけて関東甲信にかかり続ける見込みで、気象庁は、31日午後、線状降水帯が発生するおそれがあると発表しました。
ただ、海面の水温が高いため台風は勢力を維持しているとみられ、今後、北に進路を変えて、1日以降、再上陸する見込みです。
8月31日の日中、東海にあった台風の外側の雨雲が、午後5時半現在、神奈川県や山梨県から東京に移ってきています。
活発な雨雲が31日夜から9月1日午前中にかけて関東甲信にかかり続ける見込みで、気象庁は、31日午後、線状降水帯が発生するおそれがあると発表しました。
台風10号は四国を抜け海に移動し、現在紀伊半島沖にあります。
ただ、海面の水温が高いため台風は勢力を維持しているとみられ、今後、北に進路を変えて、1日以降、再上陸する見込みです。
ただ予報円が大きく進路が定まらないため、紀伊半島や東海など広い範囲で警戒が必要です。
1日夕方までに予想される雨量は、東海地方で400mm、関東甲信で300mmなどと予想されています。
また東海でも、1日午前中にかけて線状降水帯が発生するおそれがあります。
引き続き大雨に厳重な警戒が必要です。
台風10号の影響で、東海道新幹線では1日も三島駅から名古屋駅の間で終日運転を見合わせます。
JR東海は、1日も東海道新幹線の三島駅から名古屋駅の間で始発から終日運転を取りやめると発表しました。
また東京駅から三島駅、名古屋駅から新大阪駅の間では、上下線でそれぞれ1時間あたり2本程度、各駅停車の「こだま」を運行する予定です。
一方、空の便では東海道新幹線の運転見合わせを受け、日本航空は1日も羽田と伊丹の間など6便を臨時で運航します。
