【台風10号は今どこ?】ノロノロ台風は愛媛・今治市付近を1時間に約15キロの速さで東北東へ進行中 四国・近畿・東海は「線状降水帯」発生の可能性【気象庁発表30日18時50分】
台風10号の進路情報と今後の予想を紹介。
風・波・雨の予想によると、西日本や東日本で台風による激しい雨が予想されている。
各地域ごとの24時間降水量の予想も明らかにされている。
■台風10号は今どこを進んでいる?（30日18時50分 気象庁発表）
気象庁によりますと、台風第10号は、今治市付近を1時間におよそ15キロの速さで東北東へ進んでいます。
台風第10号は、30日18時には今治市付近の北緯34度05分、東経133度10分にあって、1時間におよそ15キロの速さで東北東へ進んでいます。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径330キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は、12時間後の31日6時には、徳島市の南約30キロの北緯33度50分、東経134度35分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
24時間後の31日18時には、潮岬の北約30キロの北緯33度50分、東経135度50分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。なお、台風の中心が予報円に入る確率は70％です。
今後の台風情報にご注意ください。
■【風・波・雨の予想】（30日16時57分 気象庁発表）
西日本や東日本では31日にかけて、台風本体や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるため、雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降り、大雨となる所がある見込みです。その後も台風周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込むため、断続的に激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあり、9月2日頃にかけて総雨量がさらに多くなる所があるでしょう。
■雨の予想
▼30日18時から31日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 150ミリ
北陸地方 100ミリ
東海地方 300ミリ
近畿地方 300ミリ
中国地方 120ミリ
四国地方 300ミリ
▼31日18時から9月1日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 200ミリ
北陸地方 150ミリ
東海地方 400ミリ
近畿地方 200ミリ
四国地方 150ミリ
▼9月1日18時から9月2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 200ミリ
北陸地方 150ミリ
東海地方 200ミリ
近畿地方 150ミリ
