【台風10号】最大瞬間風速24.1メートルを観測 高知県内の全ての列車、路面電車、路線バスが終日運休
台風10号が瀬戸内海を横断し、高知県では600ミリ以上の雨量が観測されている。
高知市の桂浜では強風と激しい波が続いており、交通機関にも影響が出ている。
避難指示が出されている地域もあり、警戒が必要とされている。
台風10号は進路を東に向け、瀬戸内海を横断しています。高知県では降り始めからの雨量が600ミリを超えています。現地から中継です。
高知市の桂浜では、午前8時半ごろから雨は降ったり止んだりを繰り返し、風が常に強く吹いています。波も激しく岩に打ちつけ、時折、波しぶきが高く上がります。
高知県内では降り始めからの雨量が600ミリを超えているところがあり、あす午前中にかけては線状降水帯が発生するおそれもあります。
記者(高知市 午前7時ごろ)
「歩道にある木が裂けるように折れています。風の強さがうかがえます」
県東部の室戸岬では午前10時までに24.1メートルの最大瞬間風速を観測。交通機関にも影響が出ていて、県内の全ての列車、路面電車、路線バスは終日運休となっています。
県中西部の津野町では707世帯に避難指示が出されています。台風の接近に伴い、雨、波、風が強まっていて引き続き警戒が必要です。