警察取り扱い死体のうち自宅で1人暮らしの人3万7千人超 うち65歳以上が約2万8千人 ことし上半期で 警察庁

AI要約

全国の警察が取り扱った死体のうち、上半期に自宅で1人暮らしをしていた人の数が3万7000人に上ったことが明らかになった。

死亡者のうち8割近くが65歳以上で、85歳以上の死亡者が最も多かった。

都道府県別では東京が最も多く、次いで大阪府、神奈川県、埼玉県、愛知県が続いている。

警察取り扱い死体のうち自宅で1人暮らしの人3万7千人超 うち65歳以上が約2万8千人 ことし上半期で 警察庁

ことし1月から6月の上半期に、全国の警察が取り扱った死体のうち、自宅で1人暮らしだった人の数がおよそ3万7000人に上ったことが、警察庁のまとめで分かりました。

警察庁によりますと、ことし上半期に全国の警察が取り扱った死体は、10万2965人でした。

このうち自宅で1人暮らしをしていた人の死体の数は3万7227人に上り、うち8割近い2万8330人が65歳以上だったということです。年齢別では85歳以上が7498人と最も多く、また、大半は亡くなった当日に見つかっていますが、1年以上見つからなかった遺体も130人に上りました。

都道府県別では、東京が最も多く4786人で、次いで大阪府の3146人、神奈川県の2346人、埼玉県の2270人、愛知県の2218人と続いています。