“高速ペロペロ”の正体はチビフクロモモンガ 集まった一体何を? 埼玉県こども動物自然公園
埼玉県の動物園で、モモンガが特製の蜂蜜水をペロペロとなめる様子が撮影された。動物園では蜂蜜水が一番人気で、グループで集まって高速でなめ取る姿が見られる。
小さな体を持つチビフクロモモンガは主食が蜂蜜水で、ベロの構造がなめ取りに適している。野生では花の蜜や昆虫を食べることが多い。
3匹同時にペロペロしているシーンもあり、多い時には7匹が集まってなめる。動物園での日常風景として観察されている。
埼玉県の動物園で、1カ所に集まり、舌を高速でペロペロと動かすモモンガが撮影されました。
もちろん早送りではありません。
3匹同時に高速ペロペロ。
一体、何をしているのでしょうか。
埼玉県こども動物自然公園の飼育員:
給水ボトルに特製の蜂蜜水が入っているが、そこに群がってペロペロとなめる。そういう状況です。
カンガルーやコアラの仲間のチビフクロモモンガ。
その名のとおり、体重は約10gと100円玉2枚分ほどの小さな体です。
同じ展示場の中には100匹ほどいて、毎朝数カ所に蜂蜜水を設置。
この日は、3匹同時にペロペロしていましたが、多い時には7匹ほど群がるといいます。
それにしても、こんなに高速でちゃんと食べられているのでしょうか。
埼玉県こども動物自然公園の飼育員:
野生では、花の蜜や花粉、樹液、昆虫などを食べる動物。ベロの先がブラシ状になっていて、なめ取るのに適した体の構造。
動物園では果物や昆虫も与えていますが、主食であるこの蜂蜜水が一番人気で、設置したとたんに集まり、“高速ペロペロ”が始まるということです。