高橋洋一氏が14年・230万字の「大人気連載」に幕…安倍政権を支え、財務省と日銀の「緊縮体質」と闘い続けて「いま思うこと」

AI要約

2010年1月8日からスタートした本コラムは原則毎週月曜日に掲載、延べ760回以上連載してきたが、今回で最終回だ。長い間、ご愛読をいただいた読者に感謝を申し上げたい。

本連載の分量は、字数にして毎回平均3000字なので、総計すれば230万字以上になる。もとより筆者の論考の評価は読者に委ねるべきものだが、最終回ということで、筆者として思い出深いものを振り返りたい。

本コラムの特色の一つは、累計1400枚にもなるグラフとデータを満載してきたことだ。日本の論壇では文系論者が多いためか、新聞や雑誌でもグラフとデータはあまり用いられないが、本コラムはWebの特性を生かしてグラフとデータを多用してきた。

本コラムでは、財務省と日銀というふたつの「緊縮組織」に対する批判を多く書いてきた。第二次安倍政権になってからは、白川日銀から黒田日銀に代わったので、日銀への批判は少なくなったが、財務省は相変わらずだった。このあたりの事情は、筆者もたびたび登場する『安倍晋三回顧録』と併せて読めば面白いだろう。

2010年5月17日【「国債発行額のマニフェスト盛り込み」 が政府に好都合な理由】

2011年8月1日【史上最高値をうかがう円高は「人災」。復興増税を狙う財務省と日銀の日本的官僚制度が犯人だ】

2011年9月5日【財務省内事務方人事も財務省のやりたい放題 「増税を吹き飛ばす18兆円の日銀引き受け」を阻止する野田増税内閣の「財務省シフト」】

高橋洋一氏が14年・230万字の「大人気連載」に幕…安倍政権を支え、財務省と日銀の「緊縮体質」と闘い続けて「いま思うこと」