「栄養管理」も支援対象追加 介護現場のロボット導入 厚労省

AI要約

厚生労働省は2025年度、介護現場の業務効率化を進め、ロボットの導入支援を強化する方針。新たに栄養管理や認知症ケアに関する機器を補助対象に加え、ロボット活用による人手不足解消やケア質の向上を図る。

介護業界におけるロボット導入は全体の3割程度にとどまり、さらなる利用拡大が必要。厚労省は介護ロボットの導入費用を最大で100万円補助し、食事・栄養管理や認知症の生活支援・ケアなどを重点分野と位置付けている。

食事・栄養管理を支援する機器や認知症患者の生活支援システム、身体・生活機能の訓練計画を作成できるシステムなどが25年度から補助対象に加わる予定。厚労省は介護事業者のニーズを踏まえて、さらなる導入拡大を目指している。