立民・泉健太氏、代表選出馬の環境整備を図るも…「営業中ではなく準備中」  今週の野党

AI要約

立憲民主党の泉代表は再選出馬に向けて準備中で営業中ではない状況を語る。

枝野前代表は単独政権を目指す姿勢の重要性について述べ、自力で政権を担えない政党には政権を託すことができないとの考えを示す。

野田元首相は自己観照の必要性を説き、政権交代のチャンスを逃すわけにはいかないとの意向を表明する。

立民・泉健太氏、代表選出馬の環境整備を図るも…「営業中ではなく準備中」  今週の野党

選挙戦略や党運営、重要政策を巡る方針と、さまざまな懸案に関する野党幹部らの発言を採録した「今週の野党」をお届けします。

■挑んでいるが…

立憲民主党・泉健太代表

挑んでいる最中にはあるが、何かを発表する段階ではない。そういった環境を作れるかどうかも分からない。自分なりの努力はしている。お店でいうと「営業中」ではなく「準備中」だ。

(23日の記者会見、再選出馬が有力視される党代表選への対応を問われて)

■第一歩

立憲民主党・枝野幸男前代表

単独政権を目指す姿勢がなければ、与野党伯仲に持ち込むことすらできない。自力では政権が担えないという姿勢を示している政党に、政権を託していただけるとは思わない。選挙の結果によっては、いろいろなことを考えなければいけないかもしれない。しかし、まずは「単独で政権を取る」という力強さを示すことが第一歩だと確信している。

(21日の党代表選出馬表明記者会見、次期衆院選を展望して)

■自己観照

立憲民主党・野田佳彦元首相

本当に自分でいいのかという自己観照が必要だ。十数年おきにしかやってこない政権交代のチャンスを、私が壊すわけにはいかない。

(18日に記者団に、党代表選への出馬待望論があることに関して)

■臨戦態勢

国民民主党・玉木雄一郎代表

10月解散、11月選挙というスケジュールがある程度見えてきた。臨戦態勢で臨まなければいけない。党内の態勢を整えて選挙に備えたい。

(20日の記者会見、自民党総裁選の日程決定を受け、早期の衆院解散・総選挙を警戒して)