馳知事、自民総裁選・立憲代表選の候補者に「全員、私と論争を」

AI要約

石川県知事が、自民党総裁選と立憲民主党代表選に出馬する候補者に対し、能登半島地震の被災地を訪れるよう要請。自身との論争を求めた。

自民党総裁選においては、地震の現状や課題、対応策について論争を呼びかけ。候補者に自らの意見を述べるよう促した。

立憲民主党代表選にも期待し、知事との論戦を呼びかけた。

馳知事、自民総裁選・立憲代表選の候補者に「全員、私と論争を」

 石川県の馳浩知事は21日の記者会見で、9月の自民党総裁選と立憲民主党代表選について、候補者に対し、「正式に立候補されたら、必ず石川県の(能登半島地震の)被災地をご覧いただきたい」と述べ、自身との論争も求めた。

 知事は、自民党総裁選について、「全員そろって石川に来て、地震の現状と課題、そしてどう対応するかという見通しを私と論争してほしい」と求めた。

 さらに、「知事であるので、地震の復興は最優先課題だが、外交、防衛、財政、子育て支援、社会保障制度、安定的な持続可能性のある国家の運営ということについて、どこに力点を置くのか、全ての候補者に自分の言葉で語っていただきたい。つまり原稿を読まずに」などと語った。

 立憲の代表選についても、「期待しており、出られる方もそろって来ていただき、私と論戦をしていただければありがたい」と付け加えた。(土井良典)