【動画】22日の天気 - 大気不安定 激しい雨や落雷に注意 北海道も大雨のおそれ 北陸から西は猛暑 台風10号発生（22日7時更新）
きょう（木）は、東日本や西日本で大気の不安定な状態が続き、雷雨や激しい雨が発生するおそれがあります。
北海道では夜から大雨となり、東海から西日本では猛暑が予想されます。
また、今後は台風10号が発生し、勢力を強めながら西日本や東日本に接近する可能性があるため、最新の情報に注意が必要です。
きょう（木）も、東日本や西日本では大気の不安定な状態が続きます。関東などは午前中から雷雨が起こりやすく、激しい雨の降る所があるでしょう。道路の冠水などにご注意ください。北海道は夜から激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。東海、北陸から西では猛暑となるでしょう。
きのう（水）は東京都心でも激しい雷雨となって、1時間におよそ100ミリの雨が解析され、短い時間で大雨となった所がありました。
きょう（木）も、西日本から東日本には高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込むため、大気の不安定な状態が続きそうです。東海や関東は朝から雷雲が発達しやすくなっていて、すでに雷雨になっている所があります。午後は晴れ間の出る北陸や西日本でも、雷の発生する確率が高くなるため、急な強い雨や、落雷、突風、ひょうにご注意ください。
東海や関東は午前中から雨が降りやすく、雷を伴って局地的に土砂降りの雨となりそうです。午後は雨や雷雨の範囲が広がっていくでしょう。短い時間で道路が冠水するような降り方となるおそれがあります。また、きのう（水）の大雨で地盤の緩んでる所もあるため、土砂災害や急な川の増水にもご注意ください。北陸から九州にかけては、晴れ間もありますが午後は天気の急変にお気をつけください。
北海道には台風9号から変わった低気圧が近づくため、夕方以降は日本海側から雨雲が広がってきます。夜は広い範囲で雨となり、激しく降る所もあるでしょう。あす（金）にかけて大雨となる所がありそうです。強まる風にもご注意ください。東北も、にわか雨の所があるでしょう。
きょうは二十四節気の「処暑」で、暑さがおさまってくるころですが、北陸や東海から西の各地は35℃以上の猛暑日になる所が多いでしょう。金沢では36℃、福井や福岡で37℃、鳥取では38℃まで上がり、特に日本海側で危険な暑さとなりそうです。東京は30℃と、きのう（水）より低くなりますが、湿気も多く体にこたえる蒸し暑さが続きます。熱中症にお気をつけください。
また、きょうの午前3時に南の海上で台風10号が発生しました。今後は発達しながら北上し、強い勢力となって火曜日ごろに西日本や東日本に近づくおそれがあります。太平洋側を中心に雨の量が多くなるおそれがあります。まだ発生したばかりで、後半の予報円も大きくブレがあるため、今後も最新の情報をご確認ください。
(気象予報士・及川藍)
