「バカヤロー!」子どもが乗った車にあおり運転繰り返した31歳の男逮捕「邪魔だった。イライラした」身勝手な動機 福島

AI要約

シルバーの車があおり運転を繰り返し、家族を恐怖に陥れる事件が発生。

被害者は恐怖を感じながらも安全な対応を取り、警察に被害を届け出る。

逮捕された犯人は身勝手な理由を語り、容疑を認める。

「バカヤロー!」子どもが乗った車にあおり運転繰り返した31歳の男逮捕「邪魔だった。イライラした」身勝手な動機 福島

2024年4月に「イット!」で放送した、あおり運転を捉えた映像。

ぴたりと後ろについたシルバーの車が、センターラインをまたぎ蛇行運転。

パッシングを繰り返し、危険な割り込みをするなど、一歩間違えれば大事故につながりかねない運転を繰り返していた石戸谷和良容疑者(31)が21日に逮捕されました。

現場は福島市の国道。

被害を訴える家族がレストランに向かっている時のことでした。

急な車線変更で車間距離を詰めてくるシルバーの車。

異変に気付いた車内では、子供の「ねぇ!ぶつかる!ねぇや~だ~」という声が震えるように響いていました。

赤信号の交差点に差し掛かると、車は右に左に蛇行運転を繰り返し、すぐ後ろで停車。

すると次の瞬間、窓から顔を出した石戸谷容疑者が、何に怒っているのか「バカヤロー」と罵声を上げていました。

その後も落ち着かない様子で、こちらを何度もにらむと、今度はクラクションを鳴らします。

映像には「なに?」「早くどけってことでしょ」「やだ~」という会話と共に「コラッ!」と叫ぶ男の声が記録されていました。

被害に遭った運転手は「どんな行動するか分からなかったので、ホント怖かったですね」と話します。

危険を感じた被害者の男性は、信号が変わったタイミングで車線を変更。

石戸谷容疑者の車に道を譲りますが、威嚇のつもりか、ライトをつけたり消したりパッシングを繰り返し、追い越したあとも蛇行運転を見せつけ走り去っていきました。

この恐怖の瞬間から約4カ月。

21日、警察はあおり運転などをした疑いで、31歳の石戸谷和良容疑者を逮捕。

被害届を受けた警察がドライブレコーダーなどから容疑者を特定したということです。

なぜ、あおり運転をしたのでしょうか。

調べに対し語られたのは「邪魔だった」「イライラした」という身勝手な理由でした。

石戸谷容疑者は容疑を認めています。