お盆明けは雨の日が急増 猛暑は蒸し暑さがさらに追加で熱中症のリスク大 2週間天気

AI要約

お盆休み明けの天気について。全国的に雨が多くなり、猛暑は続くが、湿度も高いため熱中症対策が必要。

長いお盆休みを取った方や夏休みも終盤。明日からは曇りや雨が増える見込みで、局地的に雷雨や大雨に注意が必要。

22日(木)から23日(金)は低気圧が通過し、不安定で局地的な雷雨や大雨の危険性が高い。暑さは続き、最高気温は35℃以上の所が多い見込み。

お盆明けは雨の日が急増 猛暑は蒸し暑さがさらに追加で熱中症のリスク大 2週間天気

お盆休み明けの明日19日(月)以降は、全国的に雨の日が多くなるでしょう。局地的な雷雨や大雨に注意が必要です。また、猛暑は続き湿度も高いでしょう。引き続き熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

長いお盆休みをとった方でも、明日19日(月)からは仕事、学生さんも夏休み終盤に入ったという人も多いと思います。この先も気になる「天気」「暑さ」「台風」についてみていきたいと思います。

明日19日(月)以降は、これまでのようなおおむね晴れから、天気の様子が変わる見込みです。本州付近を覆っていた夏の高気圧が日本の南から東へ移動し、勢力がやや弱まるでしょう。そのため日本付近には湿った空気や気圧の谷が通過しやすくなり、曇りや雨の日が多くなりそうです。名古屋のように連日傘マークがついている所もありますが、降り続く雨というよりは時折り降る雨の所が多くなるでしょう。

22日(木)から23日(金)にかけては、前線を伴った低気圧が日本海から北海道の北を通過し、前線が本州付近を通過する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。局地的に雷雨や大雨になる恐れがありますので、今後の情報にご注意ください。

最高気温は、東海から九州にかけては35℃以上の所が多く、40℃に迫る所もあるでしょう。関東も35℃くらいまで上がる日が多い予想です。東北や北陸は30℃を超える日が多く、北海道も30℃くらいまで上がるでしょう。湿度は高く蒸し暑くなりそうです。長い休み明けで、暑さへの慣れがリセットされている方もいます。外出の際は直射日光をできるだけ避け、こまめな水分補給や適切に塩分を補給するようにしましょう。

先週は台風5号の東北地方を横断や、台風7号の関東地方への接近、台風6号と台風8号の発生と慌ただし週でしたが、この先はどうでしょう?今日18日(日)午前3時の天気図をみると台風の卵ともいわれる熱帯低気圧が先島諸島付近にあります。この熱帯低気圧は台風まで発達する予想ではありませんが、沖縄では明日19日(月)にかけて荒れた天気になる予想です。台風にならなくても大雨や風が強まりますので十分に注意してください。

台風の発生や発達には海面水温が関係しますが、台風が発生しやすい低緯度付近から日本近海にかけての海面水温は30℃以上と高い状態が続きそうです。上の図は8月31日(土)の海面水温の予想で、平年より温度の高い赤色に広く覆われていることがわかります。太平洋高気圧の勢力がやや弱まっているため、台風が発生した場合は、日本に接近する恐れもあります。特に8月と9月は台風の発生が多い時期でもありますので、日ごろからの準備は進めておきましょう。