新千歳空港の店舗ではさみ紛失トラブル Uターンラッシュに影響

AI要約

17日午前、新千歳空港で搭乗エリア内の店舗ではさみが紛失。お盆のUターンラッシュに影響が出る。

搭乗待合室内で安全確認のため離陸がストップ。全員エリア外に出される。安全点検後、再度乗客を受け入れ始める。

17日の出発便約200便。影響人員は広がりそう。

新千歳空港の店舗ではさみ紛失トラブル Uターンラッシュに影響

 17日午前、新千歳空港の国内線の搭乗エリア内の店舗で管理しているはさみ1点が紛失するトラブルがあり、お盆のUターンラッシュに影響が出た。

 空港を管理する北海道エアポート(HAP)によると、紛失があったのは、危険物の持ち込みが制限されている搭乗待合室の中にある店舗。午前9時半ごろ、店舗側から連絡を受けた。

 この影響で午前10時半には出発便の離陸がストップ。制限エリア内の安全を確認するため、午前11時前にはエリア内にいた人が全員、エリア外に出された。飛行機内で離陸を待っていた人も戻された。

 空港側は、乗客がいない状態で安全点検「クリーンチェック」を実施。搭乗待合室内を目視や手で触れて巡視した。通常、オープン前に行っている作業で、この日の朝も実施していたという。

 午後0時20分、乗客らの保安検査や再入場が始まった。午後1時現在、離陸便はないが、今後、運航が始まる見込みという。

 17日の新千歳空港の出発便は200便ほど。お盆のUターンラッシュのピークとあり、影響人員は広がりそうだ。(原知恵子)