台風7号、列島離れ進む 雨や高波に引き続き警戒

AI要約

非常に強い台風7号は関東甲信や東北地方から離れつつあり、気象庁は暴風、高波、河川氾濫に警戒を呼びかけている。

東北地方では激しい雨が降り、土砂災害の危険度が高まっている場所もある。関東地方でも高波に注意が必要とされている。

台風7号は千葉県銚子市の東に位置し、北北東へ進んでおり、風速や暴風域の情報が気象庁から発表されている。

 非常に強い台風7号は17日、関東甲信や東北地方から離れつつある。気象庁は、東北では激しい雨が降る所もあり、暴風、高波、河川氾濫に警戒するように求めている。また関東でも高波に引き続き注意が必要としている。これまでの雨により土砂災害の危険度が高まっている場所もある。

 気象庁によると、17日午前6時からの24時間予想降水量は、多い所で東北80ミリ。17日の予想最大風速(最大瞬間風速)は、東北23メートル(35メートル)。

 台風7号は17日午前3時現在、千葉県銚子市の東にあり、時速約20キロで北北東へ進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心の南東側165キロ以内と北西側95キロ以内が風速25メートル以上の暴風域。