道しるべとして建てられた地蔵も会場に…熊野古道の西国第一の難所「八鬼山越え」を紹介した展示会 三重・尾鷲市

AI要約

三重県尾鷲市で開かれている展示会では、熊野古道の「八鬼山越え」に焦点を当てており、道の難しさや展示されている資料について紹介しています。

熊野古道センター事業課の井田光彦さんのコメントから、八鬼山越えの険しさや歴史的な価値が伝わります。

展示会は三重県立熊野古道センターで開催されており、観光客や歴史愛好家にとって興味深い内容となっています。

道しるべとして建てられた地蔵も会場に…熊野古道の西国第一の難所「八鬼山越え」を紹介した展示会 三重・尾鷲市

熊野古道の「八鬼山越え(やきやまごえ)」を紹介する展示会が、三重県尾鷲市で開かれています。

■地蔵の実物も展示

尾鷲市にある八鬼山の頂上へ向かう「八鬼山越え」は、熊野古道の中でも標高647メートルと最も高く、「西国第一の難所」と言われています。

熊野古道の世界遺産登録20周年を記念して開かれた展示会では、道しるべとして建てられた「町石(ちょうせき)」と呼ばれる地蔵の実物をはじめ、八鬼山越えに関する60点あまりの資料が展示されています。

(熊野古道センター事業課 井田光彦さん)

「八鬼山越えは最も険しいが、昔の姿がたくさん残っている。皆さん、ぜひ歩いていただきたい」

この展示会は、8月16日に営業を再開した尾鷲市の三重県立熊野古道センターで、18日まで開かれています。