戦時中の暮らし伝える資料並ぶ 釜石市郷土資料館で企画展【岩手】

AI要約

太平洋戦争中の市民の暮らしを紹介する企画展が岩手県釜石市で開かれています。

企画展のスペースには、戦時中の厳しい市民生活を感じることができる60点余りの資料が並んでおり、湯たんぽや山菜の食べ方などが展示されています。

木銃や女子学生たちの写真、当時の広告や雑誌を通じて、当時の状況を知ることができる企画展は、釜石市郷土資料館で9月8日まで開催されています。

戦時中の暮らし伝える資料並ぶ 釜石市郷土資料館で企画展【岩手】

 太平洋戦争中の市民の暮らしを紹介する企画展が岩手県釜石市で開かれています。

 釜石市鈴子町にある市の郷土資料館で開かれている企画展のスペースには、戦時中の厳しい市民生活を感じることができる60点余りの資料が並んでいます。

 金属が回収されたため陶磁器で代用された湯たんぽのほか、食について伝えるパネルの横には、山菜や野草の食べ方や保存方法などを詳しく紹介する一覧表が展示されています。

 また、旧制中学の生徒が銃剣術の基礎訓練で使った木銃や工場などに動員された女子学生たちの写真、当時の広告や雑誌などを通じて戦争の道を歩んだ当時の状況を知ることができます。

 企画展「銃後のくらし釜石はどう生きたか」は釜石市郷土資料館で9月8日まで開催されています。