震度1以上、新たに発生せず 臨時情報、15日まで 南海トラフ

AI要約

気象庁は南海トラフ地震の想定震源域内での地震の発生状況を発表しました。24時間で震度1以上の観測はなかったと報告。

南海トラフ地震の前兆がないことを確認し、防災対応の呼びかけは15日午後5時で終了予定。

8日以降、プレート境界の固着状態に変化はなく、後発地震への警戒を続けている。

 気象庁は13日、南海トラフ地震の想定震源域内での地震の発生状況について、正午までの24時間に、震度1以上は新たに観測されなかったと発表した。

 8日に宮崎県で最大震度6弱が観測されて以降では23回のまま。

 同庁によると、南海トラフ地震の「臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発表された8日以降、プレート境界の固着状態に特段の変化は観測されていない。

 このまま地震活動や地殻変動の状況に変化が見られなければ、後発地震に備えた防災対応の呼び掛けは、15日午後5時で終了する予定。