お盆後半も天気急変と猛暑に注意　台風7号は週末に関東など東日本に接近のおそれ

お盆後半も天気急変と猛暑に注意が必要です。また、台風7号が発達しながら日本の南を北上中で、16日頃は関東など東日本に接近または上陸するおそれがあります。お盆のUターンラッシュに影響が出る可能性がありますので、最新の台風情報にご注意ください。

明日14日も、東北と北海道では台風5号から変わった熱帯低気圧の影響で、日本海側を中心に断続的に雨が降るでしょう。東北の太平洋側も所々で激しい雨が降りそうです。局地的には滝のような雨が降り、大雨になる所があるでしょう。

今日13日午後6時から明日14日午後6時までの24時間予想降水量(多い所)

北海道の太平洋側西部120ミリ、日本海側南部100ミリ、日本海側北部60ミリ

東北太平洋側100ミリ、日本海側80ミリ

東北の太平洋側では、これまでの記録的な大雨により、地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。少しの雨でも土砂災害などが発生するおそれがありますので、増水した川や崖などには絶対に近づかないでください。

関東など東日本も、暖かく湿った空気や日中の気温の上昇の影響で大気の状態が不安定になるでしょう。午後を中心にあちらこちらで雨雲やカミナリ雲が湧き、山沿いや内陸を中心に局地的に非常に激しい雨が降りそうです。天気の急変にご注意ください。

明日14日も、暑さがまだまだ続きます。

関東甲信～九州では日差しとともに、気温は速いペースで上がるでしょう。猛暑日(最高気温が35℃以上)の所が多く、大阪では39℃、名古屋は38℃が予想されています。危険な暑さになる所もありますので、熱中症などの健康管理に厳重な警戒が必要です。

特に、屋外のレジャーやイベントなど、屋外で長い時間、過ごされる方は、こまめな水分補給はもちろんのこと、こまめに涼しい所(エアコンのきいた場所がより良い)で休憩するなど、万全な熱中症対策を行ってください。

台風7号は、午後3時現在、日本の南にあって、1時間におよそ20キロの速さで東北東へ進んでいます。

台風は今後も発達しながら日本の南を北上し、明日14日夕方から夜にかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。小笠原諸島では明日夜遅くから、伊豆諸島では明後日15日は、うねりを伴った高波に警戒してください。関東の海上もうねりを伴い、シケとなるでしょう。海水浴シーズンですが、予定の変更も検討してください。

15日以降は伊豆諸島や関東など東日本に台風が接近し、大荒れとなるおそれがあります。17日頃は北日本でも暴風や大シケになるおそれがあり、台風7号の動向等によっては警報級の大雨や高潮になるおそれもあります。

お盆のUターンラッシュに影響が出る可能性がありますので、台風情報と交通情報をこまめに確認しましょう。

今日13日、気象庁から高温に関する新たな情報が出されました。

20日頃にかけて高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気が流れ込む日があるため、東日本、西日本では最高気温が35度以上の猛暑日になる所があるでしょう。特に、東海や近畿、九州では37℃から38℃くらいまで上がり、危険な暑さが続きそうです。

長く続く暑さで、疲れが溜まっている時期です。無理のないよう、お過ごしください。