米貨物機が成田空港へ引き返し タイヤが破損し現在も滑走路上で停止

AI要約

成田発ロサンゼルス行きのアトラス航空7106便ボーイング744型の貨物機が離陸後に油圧系統の不具合を発生し、緊急着陸を行った。

胴体左側のタイヤがパンクし、ホイールが損傷を受け、A滑走路の閉鎖が続いている。

けが人の情報はなく、滑走路にタイヤ片が落ちていたため、一時的にA滑走路を閉鎖した。

きのう午後10時前、成田発ロサンゼルス行きのアトラス航空7106便ボーイング744型の貨物機が、成田空港を離陸したあと「油圧系統に不具合が生じた」とし、緊急事態を宣言する連絡がありました。

その後、貨物機は成田空港に引き返し、きょうの午前1時10分ごろに成田空港のA滑走路に緊急着陸しました。

けが人の情報は入っていません。

成田空港事務所によりますと、胴体左側のタイヤがパンクをし、ホイールが損傷を受けたとして、成田空港のすべての滑走路の運用が始まる午前6時を過ぎても、A滑走路を閉鎖し、貨物機の修復作業を続けています。

成田空港ではこの貨物機が離陸した後に、滑走路上にタイヤ片が落ちていたとし、2時間近くA滑走路を閉鎖していました。