台風5号が岩手に上陸 気象庁、土砂災害や増水に警戒呼びかけ
AI要約
台風5号が岩手県大船渡市付近に上陸し、東北地方を横断して日本海に進む。熱帯低気圧に変わる見込みだが、影響は14日まで続く見通し。
台風5号の中心気圧は985ヘクトパスカル。気象庁は土砂災害や河川の増水、暴風、高波に警戒呼びかけ。
気象庁予報課は大雨になる可能性を指摘。東北地方での24時間の予想雨量は300ミリで、各地で観測史上最大の大雨になる可能性。
台風5号は12日午前8時半ごろ、岩手県大船渡市付近に上陸した。13日にかけて東北地方を横断し、日本海に進む。同日にも熱帯低気圧に変わる見込みだが、影響は14日にかけて続く見通し。
気象庁によると、台風5号は12日午前7時時点の中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は25メートル。
気象庁は土砂災害や河川の増水、暴風、高波への警戒を呼びかけている。11日時点の予報では、12日午後6時までの24時間に東北地方で予想される雨量は300ミリ。最大瞬間風速は35メートル、波の高さは7メートルとなっていた。
気象庁と国土交通省が10日午後に開いた会見で、同庁予報課の立原秀一・主任予報官は「東北でこれだけの雨量は珍しく、各地で観測史上最大を更新するような大雨になる可能性が十分考えられる」と話した。
