茨城県の海水浴場で水難相次ぎ、あわせて3人が行方不明に

AI要約

茨城県の海岸で水難事故が相次いでいます。鹿嶋市と鉾田市でそれぞれ複数の人が流され、行方不明になっています。

鹿嶋市では20代の男性2人が海水浴場で流され、遊泳禁止の中で遊んでいたと報告されています。

また、鉾田市では50代の男性が子どもを助けに行った際に流され、立入禁止区域での出来事でした。

茨城県の海水浴場で水難相次ぎ、あわせて3人が行方不明に

茨城県の海岸で水難事故が相次いでいます。鹿嶋市では20代の男性2人が、鉾田市では子どもを助けにいった50代の男性の行方が分からなくなっています。

警察によりますと、きょう午前6時前、鹿嶋市の平井海水浴場で20代の男性2人が沖合に流され行方不明になっています。流された2人は、高校の同級生ら8人で海水浴場を訪れていて、このうち4人で海に入って遊んでいたところ2人が流されたということです。平井海水浴場は、きのうから高波や地震の影響で「遊泳禁止」になっていました。

また、鉾田市の海岸でも午前8時すぎに、かすみがうら市の55歳の会社員の男性が沖合に流されたということです。

警察によりますと、男性は子ども2人と、友人2人のあわせて5人で海水浴に来ていましたが、子ども2人が流されておぼれてしまったことから助けに向かったということです。その後、子ども2人は救助されましたが、この男性だけが沖合に流されたということです。男性らが泳いでいた海岸は立入禁止区域だったということです。

当時、鹿嶋市と鉾田市では強風注意報と波浪注意報が発表されていました。

海上保安庁などが、巡視船やヘリコプターを使って捜索しています。