大阪府が市町村と災害時の備え確認、臨時情報受け 吉村知事「帰省先でも備えた行動を」

AI要約

大阪府は南海トラフ地震に備えて臨時情報の発表を受け、防災担当者とのオンライン会議を開催し、各種対策や情報共有を行った。

府は危機管理監をトップとする指令部を設置し、24時間体制で対応に備えることを決定した。

吉村知事は府民に地震対策を促し、特に沿岸地域ではハザードマップを確認するように呼びかけた。

大阪府が市町村と災害時の備え確認、臨時情報受け 吉村知事「帰省先でも備えた行動を」

大阪府は南海トラフ地震臨時情報の発表を受け、9日午前に府内43市町村の防災担当者とのオンライン会議を開催し、備蓄品や避難所の開設手順、庁舎や病院といった防災設備などを確認するよう情報共有した。

府は8日夜、担当の危機管理監をトップとする防災・危機管理指令部を設置。今後1週間は発災時の対応に備え、職員を24時間態勢で配置する。

吉村洋文知事は9日午後、記者団の取材に応じ、府民に家具の固定や非常持ち出し品の準備、避難場所や家族との連絡手段の確認などを行うよう呼びかけ、「沿岸地域では特にハザードマップを確認し、大型連休中の帰省先などでも巨大地震に備えた行動をとってほしい」と述べた。