宿泊施設やレンタカーのキャンセル相次ぐ 宮崎県内、地震を理由に
AI要約
宮崎県日南市北郷町の宿泊施設では、地震発生後にお盆期間中を中心に約30件のキャンセルが出ている。
施設内では地震による被害があり、南海トラフ地震の可能性を考慮している担当者のコメントもある。
他のレンタカー業者でも地震を理由にしたキャンセルが相次いでいる。
宮崎県日南市北郷町の宿泊施設「北郷温泉べっぴんの湯の宿 丸新荘」では、8日の地震発生以降、お盆期間中を中心にインターネット予約だけで約30件のキャンセルが出ている。直前のキャンセルは電話でしかできないため、朝から電話も相次いでいるという。
地震があった8日は休業日だったが、館内では皿やグラスが割れ、テレビが落ちる被害があったという。南海トラフ地震の臨時情報が発表されたことをふまえ、施設の担当者は「地震がくるかもしれないと思うと、足が遠のくのは仕方がないですね……」とこぼした。
宮崎市の「トヨタレンタカー 宮崎空港店」では地震発生後、20件ほどの予約がキャンセルされた。地震を理由に挙げる県外からの客が多いという。
「マハロレンタカー宮崎空港」では、東京と大阪からの客から「家族や職場に反対された」「余震があるかもしれない」といった理由でキャンセルの連絡があったという。
