「霞が関が暑い問題」猛暑日でもエアコン「28度」以下設定できない庁舎も 河野大臣「適切な運用」呼びかけ

AI要約

霞が関の庁舎でエアコンの運用に関する問題があり、公務員の勤務環境が悪化していると河野大臣が指摘。

政府はエアコンの冷房温度を28度程度と定めているが、実際には適切な運用が難しい状況がある。

河野大臣は各省庁に適切な運用を呼びかけ、習慣や予算の制約に囚われないようにする考えを示している。

「霞が関が暑い問題」猛暑日でもエアコン「28度」以下設定できない庁舎も 河野大臣「適切な運用」呼びかけ

霞が関の庁舎でエアコンの温度設定や利用時間の制限などがあり、公務員が暑い中、勤務を強いられているとして、河野大臣は各省庁に対し「適切な運用」を呼びかけました。

河野 国家公務員制度担当大臣

「良好な勤務環境で、効率よく仕事をしてもらわなければいかんと思いますので、空調設備の運用の適正化を各省庁に対して、お願いをいたします」

政府は庁舎のエアコンの適切な冷房温度を「28度程度」とすることを2021年の閣議で決めています。このため、霞が関の庁舎によっては、▼猛暑日にも「28度」以下に設定ができないほか、▼部屋ごとのエアコンの稼働ができず、▼夜間はエアコンが利用できないなどの問題があるということです。

こうした問題について河野大臣は「予算の制約ではなく、習慣でやっていることが多い」として、各省庁に適切な運用を行うよう通知を出す考えを示しました。